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小児はりとは

「小児はり」は、文字通りお子様を対象とした鍼灸治療です。

痛くも熱くもありません。安心してお受けになれます。江戸時代に日本で発祥し日本が世界に誇れる医療です。

近年、副作用がなく、自然治癒力を高める治療法として、世界より注目されております。

生後直ぐより治療が可能です。小さなお子様に小児はりを施しますと、丈夫で健やかに成長します。

大坂はじめ関西以西は定期的に小児はりをする習慣が根付いています。

しかし残念なことに東京近郊をはじめ東日本ではあまり知られていません。

アトピー皮膚炎・湿疹・小児喘息

夜尿症・夜鳴き・便秘・下痢

食欲不振・風邪を引きやすい・てんかん等など

適応する病気は多岐にわたっています。

お薬を塗ったり飲んだりすることは、子供にとって必ずしも好ましいことではありません。

しかし西洋医療発展の恩恵を受けている事も事実です。

「小児はり」の併用で食物アレルギー反応やお薬による副作用の軽減なども十分期待出来ます。

「はりを子供になんて」とか「きっと痛がって泣かれてしまうはず」と思うお母様方は、多いことと思います。

そんな事はありません。

はりは刺しませんので、痛くありません。怖くないとわかったら、お子さんは笑顔で通院してくれます。

写真は、「小児はり」をするときに用いる「治療器具」です。

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ご覧になっていただいたらお分かりのように、針先はまるくなっています。

また、体の中に差し込むような構造にはなっていませんので安心して治療が受けられます。

アトピー性皮膚炎

「小児はり」の効果を期待できる代表的な症状のひとつに、「アトピー性皮膚炎」があります。

syounihari2-0021アトピーとは、「原因不明の」「よくわからない」という意味ですが、

お子様に出た「よくわからない湿疹」の背景には、便秘がよく見られます。

特に、人口授乳をしている赤ちゃんは、生後半年以内によく発症します。

「よくわからない湿疹」にたいし、

皮膚科でもらったステロイドを塗っているうちに、

本当の「アトピー性皮膚炎」になり、大人になっても治らない人をよく見かけます。

はり灸治療をしていただくと便秘はもちろんその湿疹も少しずつ治まってきます。

頭部、顔面、頚、顎などの湿疹も回数を重ねる事で改善が期待できます。

アレルギーやアナフィラキシーをお持ちのお子さんの敏感さも軽減していきます。

生まれながら風邪をひきやすく

常に鼻水、くしゃみ、咳をお持ちのお子様も小児はり治療を続ける事で元気になり、

お子様同志からうつされて風邪をひいても不機嫌な症状にも変化が出てきます。

西洋医学の恩恵と共に東洋医学の恩恵である小児はり治療併用をおすすめします。

小児は大人に比べ自然治癒能力が強く良く効きます。