木の芽時は、不快な症状が大きく出易い時期でもあります。
それに加え、コロナ感染症で気が滅入っている方も多くお見えなると思います。
悲観的な状況意識が続くと 、
心の働きが滞り、身体の働きがうまくいかない状況となり、不快症状となります。
東洋医学は、心の働きも「気」の変動ととらえます。
この気が滞ると、身体の気の働きも 滞り、
不快な感覚へと移行し時間とともに、
痛み、凝り、痺れ、病へ進み、心と身体の働きのつり合いにも支障をきたします。
はり灸は、この心と身体の気の働き、つり合いを潤滑にし、
しいては病にならない身体造りへと導きます。
これを「未病を治す」と言います。
西洋医学では予防医学があります。
東洋医学では3千年前より、生活習慣改善に加え、
はり灸、漢方による体質改善を重要視し、健康に導く基本としていました。